令和3年度 第 1 次試験問題 経済学・経済政策 第二問 解答と解説

解答

 

4.

 

解説

 

国債についてです。あまり国際の所有者なんて考えたことなかったので、この辺は勉強の良い機会です。

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf

日本銀行の資料:図表6-2あたり

 

なお、上記の資料は率ではなく、額なので注意してください。
まず、1番多いのが、中央銀行。昔は、国際の保有率は全然少なかったですが、ここ10年でどんどん増えてきていますね。
そして、昨今の2位は、保険年金基金昔はそこまで比率は高くなかったようだけど、これは高齢化の影響か?そして、3位が海外か、預金取扱期間で同じくらいかな?
この4つのだいたいの昨今の比率と、推移を覚えておけば十分でしょう。低いものとして、家計、公的年金はずっと低いという点だけ頭に入れておきましょう。
 
解答群を見てみると、
a:ここ10年でぐんぐん伸ばしてきて、1位になっている。
b:しばらく1位だったが、どんどん下げて抜かれて2位に落ちている。
c:ずっと最低ライン
 
aは中央銀行で間違いありません。bは、もともと1位だった金融機関(=預金取扱機関)ですね。cはあまった個人(=家計)になります。正解は、4です。