令和4年度 第 1 次試験問題 経営法務 第ニ十問 問題

問題

 

 
問題文

相殺に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、別段の意思表示はないものとする。

 

解答群

 

  1. 債権が差押えを禁じたものである場合でも、その債務者は、相殺をもって債権者に対抗することができる。
  2. 差押えを受けた債権の第三債務者は、差押え前に取得した債務者に対する債権による相殺をもって差押債権者に対抗することはできない。
  3. 相殺の意思表示には期限を付することはできないが、条件を付することはできる。
  4. 二人が互いに相手方に対し同種の目的を有する債務を負担する場合で、自働債権が弁済期にあれば、受働債権の弁済期が到来していなくとも、期限の利益を放棄することで、相殺することができる。