令和4年度 第 1 次試験問題 経営法務 第十八問 問題

問題

 

 
問題文

時効に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、別段の意思表示はな
いものとする。

 

解答群

 

  1. 共同相続人に対する相続回復の請求権は、時効の完成猶予や更新がなければ、相続人又はその法定代理人が相続権を侵害された事実を知った時から 3 年間行使しないときは、時効によって消滅する。
  2. 時効期間を延長する特約も、短縮する特約も、有効である。
  3. 人の身体の侵害による損害賠償請求権は、時効の完成猶予や更新がなければ、権利を行使することができる時から 10 年間行使しないときは、時効によって消滅する。
  4. 人の身体を害する不法行為による損害賠償請求権は、時効の完成猶予や更新がなければ、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から 5 年間行使しないときは、時効によって消滅する。