令和 4 年度 第 1 次試験問題 経済学・経済政策 第五問 問題

問題

 

 
問題文

 

 生産物市場の均衡条件が、次のように表されるとする。 

  • 生産物市場の均衡条件 Y = C + I + G 
  • 消費関数 C = 10 + 0.8 Y 
  • 投資支出 I = 30 
  • 政府支出 G = 60 

 

ただし、Y は所得、C は消費支出、I は投資支出、G は政府支出である。 

いま、貯蓄意欲が高まって、消費関数が C = 10 + 0.75 Y になったとする。こ のときの政府支出乗数の変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。 

 

 

解答群
  1. 貯蓄意欲が高まったとしても、政府支出乗数は 4 のままであり、変化しない。 
  2. 貯蓄意欲が高まったとしても、政府支出乗数は 5 のままであり、変化しない。 
  3. 貯蓄意欲の高まりによって、政府支出乗数は 4 から 5 へと上昇する。 
  4. 貯蓄意欲の高まりによって、政府支出乗数は 5 から 4 へと低下する。